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J-GLOBAL ID：201302205550866906   整理番号：13A1844511

メソ多孔質体への含浸処理による潜熱蓄熱材の熱安定性改善

著者 (4件)： 相良昭人 (北大) ,  能村貴宏 (北大) ,  沖中憲之 (北大) ,  秋山友宏 (北大)
資料名： 日本伝熱シンポジウム講演論文集(CD-ROM)
巻： 50th  ページ： ROMBUNNO.SP38  発行年： 2013年 
JST資料番号： F0872D  ISSN： 1346-1532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 潜熱蓄熱法は,高密度蓄熱かつ間欠熱源を恒温熱源に変換可能な点で魅力的である。423K程度の未利用熱を活用可能な相変化物質として,マンニトール(融点;440K)は有望だが,熱分解による潜熱量減少が著しく,熱安定性が悪い。本研究では,メソ多孔質体中へマンニトールを含浸担持し,低融点化することで,熱分解抑制を試みた。その結果,マンニトールの融点近傍での熱安定性をの13倍延長に成功した。本研究成果は,相変化物質のメソ孔担持により融点を制御し,熱安定性を改善可能な革新的潜熱蓄熱材の開発手法を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *多孔質体 ,  含浸 ,  *蓄熱材 ,  *熱安定性 ,  改良 ,  潜熱 ,  *糖アルコール ,  熱回収
準シソーラス用語： 性能改善 ,  潜熱蓄熱材

分類 (2件)： エネルギー貯蔵  (LC02000F) ,  相変化を伴う熱伝達  (PA02040V)

物質索引 (1件)： マンニトール

タイトルに関連する用語 (4件)： メソ多孔質体 ,  含浸処理 ,  潜熱蓄熱材 ,  熱安定性