抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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福島県の南会津町では,「環境基本計画」ならびに「エコビ(正式名称はウィに濁点)レッジ会津高原構想」にもとづき,地場産材の活用,化学物質の排除,再生可能エネルギーの利用による,持続可能な地域循環型の環境共生コミュニティー施設「エコビレッジ会津高原」の建設を進めている。本研究では,エコビレッジへの各種再生可能エネルギー利用機器導入による効果について,実証試験を行う。ならびに地域で入手可能な薪材等を利用した小規模バイオマス発電の導入可能性について調査・検討を行う。論文構成は以下の通りである。1.はじめに,2.エコビレッジの概要,3.施設におけるエネルギー利用状況の調査,4.熱電変換素子利用バイオマス発電の検討,5.蒸気エンジン利用バイオマス発電の検討,6.おわりに。熱電変換素子利用バイオマス発電の検討では,熱源として予定されている薪ストーブ等の排熱を模擬して,実験ではガスバーナーで加熱し,ガス流路入口温度と発電量のデータ,出力と負荷抵抗のデータを取得している。蒸気エンジン利用バイオマス発電の検討では,マイクロ蒸気エンジンの回転数とトルク,回転数と出力の測定データを取得している。