抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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優れた資質能力を備えた教員を養成するのに必要な質の高い教育環境を構築するには,いつどのようなプロセスが,学生の教員としての資質に影響を与えるか理解することが重要である。そこで,愛媛大学教教育学部教育コーディネーター会議は,それまで実施してきた教育学部生を対象とした教職動機づけの調査(富田ほか,2012)を発展的に継承し,「学生がどのような意識や状況の下で本大学に入学し,何が学習を促進したり,阻害したりするかを特定して,教学を改善するための提言や政策立案を行う」ことを目的に,関連する学部内外の評価資料を統合的に活用するための学部-全学連携IR(Institutional Research:大学におけるデータに基づく意思決定のプロセス)システム構築に着手し,現在推進中である。本稿では,この構築プロセスの一部として,IRデータベースの運用方法に関して,データベース運用の方針・運用の詳細・作成の進捗等を取り上げて報告した。