抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論では,南西インド洋海嶺のPrince Edward断裂帯沿いのかんらん岩礫岩に含まれていた浮遊性有孔虫化石の群集内容を記載すると共に,その堆積環境と時代を推定した。検出された浮遊性有孔虫化石は6種類であり,中でもGloborotalia inflata,G. bulloidesおよび左巻きのNeogloboquadrina pachydermの産出が特徴的である。これらの産出から,この礫岩が堆積したのは亜熱帯前線と亜南極前線に挟まれた環境下であったと思われる。また,堆積した時代は約2.55Maと推定されるが,0.22Ma以降である可能性も残される。