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J-GLOBAL ID:201302228635414737   整理番号:13A1695842

カンショ焼酎粕濃縮液を利用した肉用牛肥育技術の開発

著者 (9件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 59-65  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: Y0518A  ISSN: 0286-4754  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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保存性の悪いカンショ焼酎粕の飼料利用を増やすため,焼酎粕から固液分離した焼酎粕濃縮液(濃縮液)が生産された。そこで,濃縮液やその発酵TMRを肉用牛の肥育へ利用する技術について幾つか試験を行った。まず濃縮液の飼料成分について分析した。乾物率は49%,粗蛋白質20%DM,粗蛋白質の95%が溶解性蛋白質であった。推定TDNは77%,水分活性は0.88,pH3.9,単少糖含量22.5%,であったが,緩衝能が1358mE/kgと高くTMR発酵への悪影響が懸念された。また,発酵TMR製造へ濃縮液混合の影響を調べたところ,混合割合や調製時期に関わらず,優れた発酵品質が得られることが分かった。しかし,開封後の好気的変敗への抑制効果は期待できなかった。さらに黒毛和種へ30%程度の濃縮液飼料添加による影響を検討した。添加により飼料摂取量が増加し,窒素利用に影響は無かった。また,仕上げ期や肥育期での濃縮液配合発酵TMR給与では,ウシの嗜好性が高く,良好な枝肉成績が得られた。これにより,濃縮液の飼料や発酵TMRへの添加に問題はなく,発酵TMRの原料として利用でき,仕上げ期飼料として利用可能なことが分かった。
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分類 (3件):
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濃厚飼料  ,  農業廃棄物の利用  ,  牛 

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