抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,森林総研モデル木造住宅に使用したすべての構造部材,すなわち,柱材,梁桁材,土台材について,施工前の物性値を非破壊的に測定することにより,モデル木造住宅を構成する構造部材の初期の基礎的性能を把握することである。測定した項目は,密度および縦振動法によるヤング係数である。梁桁材と一部の柱材については,上記の他にたわみ振動法による曲げヤング係数およびせん断弾性係数を測定した。また,約半数の構造部材については,含水率を測定した。モデル木造住宅について,その構造部材の初期値を把握したことにより,構造部材の強度的性能に関する経年変化の影響を検討する際,本研究で得られた初期値は,貴重な基礎データとなる。(著者抄録)