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J-GLOBAL ID:201302240791436848   整理番号:13A0339010

根損傷の軽減が塩土壌における移植イネの生育と乾物重におよぼす影響

The Effect of Prevention of Root Injury on Growth, Development and Dry Weight in Rice (Oryza sativa L.) Transplanted to Saline Soil
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資料名:
巻: 101  ページ: 7-12 (WEB ONLY)  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: U0332A  ISSN: 2186-7755  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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イネの根は吸水するとともにナトリウムイオンを排除する役割を持っている。水田移植栽培において根の損傷を防ぐことが効果的に塩害を軽減するかどうかを検討した。耐塩性の弱いイネ極早生品種アキヒカリを用い,土壌を詰めたビニール袋で育苗した。苗の根を5mm~10mm残し切除して,塩化ナトリウム(NaCl)0g,7g,10gを土壌に添加したポットに移植し,根を傷つけないように移植した植物と生育と成熟期の乾物重を比較した。移植は播種後12日,19日,26日,33日の4回行った。茎数の増加は根の切除および塩添加によって抑制されたが,二要因の交互作用はなかった。成熟期の地上部と穂の乾物重は塩添加によって減少したが,根切除の影響はなかった。穂の乾物重の減少は穂数と平均1籾重が変わらなかったため,平均1穂籾数の低下による平均1穂重の低下によっていた。以上の結果から耐塩性が小さい日本の品種において移植時の根の損傷を防ぐことは,塩害軽減に効果的でないと考えられた。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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稲作  ,  植物生理学一般  ,  自然災害 

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