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J-GLOBAL ID：201302242763384479   整理番号：13A0762424

広葉樹伐根を利用したきのこ栽培(2)

著者 (6件)： 増野和彦 (長野林総セ) ,  古川仁 (長野林総セ) ,  片桐一弘 (長野林総セ) ,  市川正道 (うすだ山菜きのこ生産組合) ,  山本郁勇 (JA上伊那) ,  吉村智之 (長野農工研)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 63rd  ページ： ROMBUNNO.O29-04-0930  発行年： 2013年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,薪炭及びきのこ栽培用原木としての需要減退から,林道から遠い奥地における広葉樹林の伐採時期が遅れる傾向にある。高齢化した広葉樹は伐採しても萌芽しがたく,大型の伐根がそのまま林地に残っている。萌芽のない枯死した伐根は,木材腐朽菌であるきのこの栽培にとっては好都合となる。そこで,大径広葉樹を小面積皆伐した林地において,残された伐根に「わりばし種菌」によるきのこ簡易接種法を用いて種菌を接種し,粗放的なきのこ栽培を試みた。先に接種後の状況とクリタケ,ナメコの子実体発生開始の状況を報告した。今回は,引き続いて行った収穫調査結果及び伐根位置管理のためのGPS(Global Positioning System)による伐根位置測量結果を報告する。クリタケ,ナメコとも発生開始3年目に収量が最も多かった。木本類及び草本類の植生の繁殖により伐根位置が不明確になりやすいため,GPSにより位置測量を行い,位置管理図の作成を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *食用きのこ ,  栽培 ,  子実体 ,  *広葉樹 ,  林産資源 ,  根 ,  試験 ,  ナメコ ,  栽培管理 ,  混交林
準シソーラス用語： Hypholoma sublateritium ,  Pholiota nameko ,  きのこ栽培 ,  クリタケ ,  位置管理 ,  試験地 ,  種菌 ,  収量調査 ,  植物バイオマス ,  針広混交林 ,  接種試験

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  森林保育  (FF03040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 広葉樹 ,  根 ,  きのこ栽培