抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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モバイル機器や移動体への給電に非接触給電の主流は電磁誘導方式であるが,接合部の製作が簡単なことや位置ずれに強い等の特徴を持つ電界結合方式の研究も進められている。電界結合非接触給電(Capacitive Power Transfer:CPT)の問題点である結合部キャパシタンスが小さいため伝送電力が低いということに対して電源1周期あたり1回のスイッチングで動作するワンパルススイッチングアクティブキャパシタ(One-Pulse Switching Active Capacitor:OPSAC)を用いた電界結合非接触給電に適した電力変換回路を提案し,基本原理について確認した。また,0PSACを用いたCPTはパラメータの変動に対してロバスト性があり,制御が簡単であるという利点がある。さらに,0PSACは直列接続することによって給電電力の増大が容易となるという利点もある。0PSACによるCPTの実用化を目指して小型移動体への適用を検討した。低コストで入手容易な誘電体を用いた電極について検討し,それに適した変換器として3レベル5段OPSACの適用を考えた。設計の結果,移動体に適した非接触給電システムを構築できた。また,実用化に当たって,CPTとして広く研究されているLC共振形との伝送電力および安全陛面での比較検討を行った結果も報告する。て