抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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理科の授業の中で環境教育を実践するプログラムやそこで活用すべき身近な野生生物に関するマルチメディア教材開発を目的とした研究の2年目の報告。小学校5年理科単元「魚のたんじょう」の授業に「鎌倉メダカについて大学の先生の話を聞こう」という項目を加え,多くの写真を含むスライド資料によるレクチャーをおこなった。メダカの観察,教室飼育後,43.5%の児童は自宅で飼育を続けた。環境教育プログラムの教材としてメダカが適していることを示唆した。大まかな生息状況が確認された鎌倉女子大東山ビオトープにおける哺乳類5種(タヌキ,アライグマ,ハクビシン,タイワンリス,イエネコ)の追跡調査をおこなった。赤外線センサー式自動撮影カメラにより調査を実施した。動物種ごとの累積撮影枚数,撮影時刻の分布をまとめた。環境保全の観点から好ましい種と好ましくない種があることがわかり,身近な環境教育の出発点となる。