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J-GLOBAL ID:201302256283764167   整理番号:13A0729192

土壌情報閲覧システムを活用したわが国の農耕地作土層中の炭素・窒素賦存量の試算

Estimation of carbon and nitrogen content in surface horizon using “Soil Information Web Viewer”
著者 (5件):
資料名:
号: 123  ページ: 117-124  発行年: 2013年03月20日 
JST資料番号: F0616A  ISSN: 0387-6012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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わが国の農耕地における土壌情報で特に重要なものがデジタル農耕地土壌図と土壌環境基礎調査データベースである。本研究では,公開されている土壌情報の利活用の一例を示すために,土壌情報閲覧システムに収録されている農耕地土壌図および作土層の理化学性データベースを用いて炭素および窒素賦存量の全国試算を行い,それらの時空間的な変動を解析した。作土層中の炭素および窒素賦存量の平均値は有機質土壌グループおよび黒ボク土グループで高かった。また,炭素賦存量の主たる土壌群毎の経時変化は,水田で一定,普通畑で減少傾向,樹園地および牧草地で増加傾向にあった。他方,窒素賦存量の平均値は全ての地目において増加傾向であり,炭素/窒素比は減少傾向となった。作土層中の炭素および窒素総量は235から218Tg Cへ,また窒素総量は19.0から18.4Tg Nへと減少したが,農耕地面積の減少傾向とは一致しなかった。本結果は適切な土壌管理によって,耕地面積の減少による炭素および窒素賦存量の減少を抑制できるということを示している。(著者抄録)
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分類 (1件):
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土壌化学 

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