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J-GLOBAL ID：201302261583520050   整理番号：13A0397761

粗飼料多給による家畜飼養技術と効率的畜産物生産技術の開発 第1章 粗飼料多給と粗飼料利用効率の向上による家畜飼養技術の開発 5 消化管微生物能を最大限発揮させるための粗飼料評価技術および適正給与システムの構築

著者 (4件)： 永西修 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  野中最子 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  樋口浩二 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  小林洋介 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 487  ページ： 34-39  発行年： 2013年01月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ルーメンでの飼料タンパク質の分解率の違いがルーメン微生物合成量に及ぼす影響をin vitro法,in situ法およびin vivo法で検討した。in vitro法においては低質粗飼料にトウモロコシを添加することで消化率が有意に増加することを明らかにするとともに,in situ法を用いて飼料の有効分解性タンパク質有機物比のデータ一覧を作成した。ルーメンでのタンパク質の分解率が異なる飼料を日本在来種去勢山羊とホルスタイン種乳牛に給与し,ホルスタイン種乳牛においてルーメン内容液アンモニア態N濃度に違いが認められたものの,微生物合成量の指標であるアラントイン排せつ量には違いが認められず,さらなる検討が必要と思われた。また,飼料の炭水化物画分を測定し,データー覧を作成した。(著者抄録)

シソーラス用語： *粗飼料 ,  *飼料効率 ,  瘤胃 ,  *瘤胃微生物 ,  消化 ,  トウモロコシ ,  タンパク質 ,  アンモニア態窒素 ,  ホルスタイン ,  ヤギ

分類 (2件)： 粗飼料  (FD07020H) ,  家畜の飼養一般  (FD02010N)

引用文献 (6件)：

• 1) Demeyer D. and Van Nevel C.(1986)Influence of substragte and microbial interaction on effciency of rumen microbial growth. Reproduction Nutrition and Development.26:161-179.
• 2) Blummel M., Makkar H.P.S. and Becker k.(1997).In vitro gas production:atechnique revisited. J.Anim, Physiol. Anim, Nutr.77:24-34.
• 3) Hall MB., Hoover W.H., Jennings J.P., Mi11er T.K and Webster M.B.(1999). A method for partitioning neutral detergent soluble carbohydrates. J. Sci. Food Agric.79:2079-2086.
• 4) Verbic J., Orskov ER., Zgajnar J., Chen X.B.and Znidarsic-Pongrac V.(1999). The effect of method of forage preservation on the protein degradability and microbial protein synthesis in the rumen. Anim. Feed Sci. Techno1.82:195-212.
• 5) Murphy TA, Loerch S.C. and Dehority B.A.(1994)The influence of restricted feeding on site and extent of digestion and fiow of nitrogenous compounds to the duodenum in steers. J.Anima.Sci.72:2487-2496.

タイトルに関連する用語 (11件)： 粗飼料 ,  家畜飼養 ,  畜産物 ,  開発 ,  飼料利用効率 ,  消化管 ,  微生物 ,  能 ,  評価 ,  給与 ,  構築