抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アポロ時代から30年を経た今世紀の初め頃から,月探査に向けた動きが再び世界で活発化してきている。日本でも,宇宙航空研究開発機構における検討に留まらず,ミッション内容も含めた実施計画が国のレベルで議論されるに至った。本報では,公開されている関連情報を紹介しながら,月探査を巡る状況,月着陸探査計画「SELENE-2」,テラメカニックスを含む月利用を巡る状況について最近の動きをまとめた。徐々にではあるが,国内外共に月探査の実現に向けて着実に進んでおり,日本の着陸探査が近々実施されることが期待される。