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J-GLOBAL ID：201302288597608916   整理番号：13A1926965

アクリル系高延性接着剤の繰返し粘塑性挙動とそのモデル化

Viscoplastic Behavior of Highly Ductile Acrylic Adhesive under Cyclic Torsion and its Modeling

著者 (6件)： 徳田太郎 (広島商船高専) ,  吉田哲哉 (広島商船高専) ,  瀧口三千弘 (広島商船高専) ,  舟木弥夫 (広島商船高専) ,  水谷憲彰 (広島大 大学院工学研究科) ,  吉田総仁 (広島大 大学院工学研究科)
資料名： 日本接着学会誌  (Journal of the Adhesion Society of Japan)
巻： 49  号： 12  ページ： 441-445  発行年： 2013年12月01日 
JST資料番号： G0749A  ISSN： 0916-4812  CODEN： NSEGE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,突合せ継手を用いてアクリル系高延性接着剤の繰返しねじり試験を行い,様々なせん断ひずみ速度における供試材の繰返しねじり変形挙動を実験的に調査した。得られたせん断応力-せん断ひずみ関係の特徴を考慮した構成式を提案し,計算結果と実験結果を比較した。以下に得られた結果を示す。(1)本供試材は繰返し加工軟化を示し,その後一方向に変形を与えると単純ねじり試験結果に収束した。また,速度の増大に伴い,顕著なバウシンガー効果およびせん断応力の急増(逆反り)が見られた。(2)提案した粘塑性構成式により,各せん断ひずみ速度について繰返し加工軟化を精度良く表現できた。逆反り開始のせん断ひずみの変化については,もう少し検討する必要がある。(著者抄録)

シソーラス用語： *アクリル樹脂 ,  *接着剤 ,  材料 ,  変形 ,  粘塑性 ,  解析モデル ,  ねじり試験 ,  歪 ,  依存性 ,  構成方程式 ,  数値予測 ,  歪軟化 ,  Bauschinger効果 ,  反り ,  剪断歪
準シソーラス用語： *延性材料 ,  *繰返し変形 ,  *粘塑性モデル ,  応力依存性 ,  構成式 ,  加工軟化

分類 (2件)： 接着剤の性質・試験  (YK02000Q) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC03030P)

引用文献 (11件)：

• 1) 椛口三千弘, 吉田総仁, 日本機械学会論文集A編, 67-655, 580 (2001).
• 2) 瀧口三千弘, 和泉淳, 吉田総仁, 日本機械学会論文集A編, 68-665, 1236 (2002).
• 3) 瀧口三千弘, 吉田総仁, 日本機械学会論文集A編, 68-672, 1236 (2002).
• 4) 瀧口三千弘, 吉田総仁, 日本接着学会誌, 41, 242 (2005).
• 5) 吉田哲哉, 瀧口三千弘, 吉田総仁, 日本機械学会論文集A編, 73-726, 292 (2007).

タイトルに関連する用語 (6件)： アクリル系 ,  高延性 ,  接着剤 ,  粘塑性 ,  挙動 ,  モデル化