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J-GLOBAL ID：201302292192800949   整理番号：13A0761073

降雨流出過程の地域性に関する研究

著者 (2件)： 西山光 (福島大) ,  横尾善之 (福島大)
資料名： 東北地域災害科学研究  (東北地域災害科学研究報告)
巻： 49  ページ： 145-150  発行年： 2013年03月01日 
JST資料番号： F0536B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1年分の毎時の河川流量の成分分離を行い,流量逓減部の時定数の大きさから,降雨流出プロセス数を統一的に決定する手法を提案し,降雨流出プロセス数と流域面積の関係を考察した。日本の1級河川109流域と沖縄県の2流域を対象に,Barmesの手法と日野・長谷部の手法を用いた。結果,日本の降雨流出プロセス数4つの割合が高かったが,北陸では3つ,九州・沖縄では5つの割合が高いなど異なる特徴を持つ流域が存在することなどを明らかにした。

シソーラス用語： *降雨 ,  *流出特性 ,  *地域差 ,  年変化 ,  流域面積 ,  河川 ,  *流量 ,  *減少 ,  数 ,  主成分分析 ,  時定数
準シソーラス用語： 一級河川 ,  プロセス数

分類 (1件)： 流出過程およびそれに及ぼす影響  (DC07020C)

引用文献 (5件)：

• Barnes, B.S. (1940), Discussion of analysis of runoff characteristics, Trans. ASCE, 105.
• 芳賀友洋 (2011), 数値フィルターと水質データを用いた阿武隈川の流量時系列データの成分分離に関する研究, 東北地域災害科学研究47, 153-158.
• 日野幹雄・長谷部正彦 (1982), フィルター分離AR法による非線形流出系の同定と予測(時間単位),土木学会論文報告集,No.324/II-8, pp.83-94.
• 吉川秀夫・砂田憲吾・グエン・ソン・フン (1979), 洪水流量逓減部曲線の特性を考慮した流出モデルに関する研究,土木学会論文報告集,No.283, 23-32.
• 菅原正巳 (1972), 流出解析法,共立出版.

タイトルに関連する用語 (4件)： 降雨流出 ,  過程 ,  地域性 ,  研究