特許
J-GLOBAL ID:201303061771445621
水素分離合金及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
ポレール特許業務法人
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2011062428
公開番号(公開出願番号):WO2011-152369
出願日: 2011年05月31日
公開日(公表日): 2011年12月08日
要約:
水素が透過する側の表面積大型製品にも適用可能で、水素透過性を向上させ、さらに耐水素脆性を向上させる金属組織を有する水素分離合金を提供する。組成式Nb100-(α+β)M1αM2βで表される水素分離合金を用いる。ここで、M1は、Ti、Zr及びHfからなる群から選択される1種類以上の元素であり、M2は、Ni、Co、Cr、Fe、Cu及びZnからなる群から選択される1種類以上の元素であり、10≦α≦60、10≦β≦50、α+β≦80である。不可避的不純物は含む。そして、Nb-M1相である水素透過相とM2-M1相である耐水素脆性相との二相を含み、前記水素透過相及び前記耐水素脆化相は、圧延により伸展した組織を有する。前記圧延により薄くなった厚さ方向であって前記圧延により伸展させた方向の断面の電子顕微鏡による50μm×50μmの観察面における任意の10μm×10μmの領域の前記水素透過相の割合は35〜70%である。
請求項(抜粋):
Nbが濃化した相である水素透過相と、遷移金属相である耐水素脆化相とが二相に分離した金属組織を有し、前記水素透過相及び前記耐水素脆化相は、圧延により伸展した組織を有し、前記圧延により薄くなった厚さ方向であって前記圧延により伸展させた方向の断面の電子顕微鏡による50μm×50μmの観察面における任意の10μm×10μmの領域の前記水素透過相の割合が35〜70%であることを特徴とする水素分離合金。
IPC (5件):
C22C 27/02
, C22C 16/00
, C22C 27/00
, C22F 1/18
, B01D 71/02
FI (7件):
C22C27/02 102Z
, C22C16/00
, C22C27/00
, C22F1/18 F
, C22F1/18 Z
, C22F1/18 E
, B01D71/02 500
Fターム (21件):
4D006GA41
, 4D006MA03
, 4D006MA08
, 4D006MA31
, 4D006MB06
, 4D006MB20
, 4D006MC02X
, 4D006NA34
, 4D006NA36
, 4D006NA50
, 4D006PA01
, 4D006PB18
, 4D006PB64
, 4D006PB65
, 4D006PB66
, 4D006PB67
, 4D006PC69
, 4G140FA06
, 4G140FB09
, 4G140FC01
, 4G140FE01
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