特許
J-GLOBAL ID:201303072266111389

反応メカニズム解析装置及び反応メカニズム解析プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  渡邊 隆
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-287099
公開番号(公開出願番号):特開2010-110724
特許番号:特許第5051659号
出願日: 2008年11月07日
公開日(公表日): 2010年05月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数種類の初期物質同士の化学反応を構成する素反応を解析する反応メカニズム解析装置であって、 流通方向に対してのみ物質移動及び熱移動が起こりうると近似された内部流路を有する管の一端側から複数の前記初期物質が混合された予混合ガスを導入して化学反応させる実験より得られた前記流通方向における位置に対する温度分布を実験データとして記憶する実験データ記憶手段と、 前記化学反応を記述する複数の素反応式及び該素反応式に関連付けられたパラメータを素反応データとして記憶する素反応データ記憶手段と、 前記素反応データからシミュレーションデータを算出するための方程式であって、空間座標に基づかず、時間に対する変数を含むと共に温度の次元を有する方程式を演算データとして記憶する演算データ記憶手段と、 前記素反応データ及び前記演算データとして記憶された方程式を用いて、前記素反応によって生成される中間生成物と前記初期物質との混合体の温度変化を前記シミュレーションデータとして算出する算出部と、 前記混合体の移動速度と、前記混合体の温度と、前記予混合ガスの供給速度と、前記予混合ガスの初期温度と、前記流通方向の位置と、時間との関係式に基づいて、前記シミュレーションデータから、前記管に前記予混合ガスを導入して化学反応させたときの前記流通方向における位置に対する温度分布を算出してシミュレーションデータに基づく温度分布とし、前記シミュレーションデータに基づく温度分布と前記実験データに基づく温度分布との差異が許容範囲にあることを導出可能であると定義し、前記シミュレーションデータが前記実験データを導出可能であるかを判定する判定部と、 前記素反応データに含まれる前記パラメータを調整可能なパラメータ調整手段と、 前記判定部において前記シミュレーションデータが前記実験データを導出可能であると判定されるまで、前記パラメータ調整手段による前記パラメータの調整及び調整後の前記パラメータを用いた前記算出部による前記シミュレーションデータの算出を繰り返し実行させる制御手段と を備えることを特徴とする反応メカニズム解析装置。
IPC (2件):
G06F 19/00 ( 201 1.01) ,  B01J 19/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
G06F 19/00 110 ,  B01J 19/00 321
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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