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J-GLOBAL ID：201402204756952443   整理番号：14A1047610

タッチパネルのマルチモーダル化が操作性へ与える影響

Usability Validation of Multi-modal Touch Panel

著者 (5件)： 樹野淳也 (近畿大) ,  米原牧子 (近畿大) ,  中村一美 (近畿大) ,  竹原伸 (近畿大) ,  藤井隆志 (石井表記)
資料名： 近畿大学次世代基盤技術研究所報告  (Annual Report of Fundamental Technology for Next Generation Research Institute, Kindai University)
巻： 5  ページ： 55-62  発行年： 2014年06月 
JST資料番号： F1423A  ISSN： 2185-8802  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らはタッチパネルの操作を聴覚や触覚で支援した場合,複数件の電話番号入力の操作などが早くなるという実験結果を得ている。本稿では,この先行研究を基に,タッチパネル操作が速くなるメカニズムの解明に向けて,改めて被験者実験を行った。実験には特別のタッチパネルを使用し,刺激条件はフィードバック内容(視覚のみ,視覚と触覚,視覚と聴覚,視覚と触覚と聴覚)により分けた。そして,被験者の操作中に刺激条件ごとに,被験者の入力時間,注視時間,非注視時間などを測定した。その結果,1)聴覚・触覚刺激の追加で入力時間が短縮,2)聴覚・触覚刺激を追加した場合,タッチパネルを注視している時間が短縮され,タッチパネル以外に視線がある状態では刺激条件による有意差なし,などの結果を得た。これらから聴覚・触覚刺激の追加で入力時間が短縮されるのは,タッチパネルを視認している時間が短くなっているためと判断され,感覚の反応時間の違いによるものと推測できた。

シソーラス用語： *マンマシンインタフェイス ,  パネル ,  *入力装置 ,  触覚 ,  聴覚 ,  視覚 ,  *マルチモーダルインタフェイス ,  *タッチスクリーン ,  効率化 ,  心理効果 ,  生体刺激 ,  バイオフィードバック ,  操作 ,  視知覚 ,  聴知覚 ,  高速化
準シソーラス用語： *タッチパネル ,  操作性

分類 (1件)： 入出力装置  (JC04050U)

タイトルに関連する用語 (3件)： タッチパネル ,  マルチモーダル ,  操作性