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J-GLOBAL ID：201402211669070082   整理番号：14A0758291

13員環C₇₀誘導体における開口部の構造変換

著者 (4件)： ZHANG Rui ,  村田理尚 ,  若宮淳志 ,  村田靖次郎
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 94th  号： 4  ページ： 1203  発行年： 2014年03月12日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 当研究室ではフラーレンの炭素骨格変換を基軸として,巨大開口部をもつC60誘導体の合成法を開発してきた。本研究ではこの手法をC70に適用し,得られた開口C70誘導体の反応を検討した。開口C60誘導体の場合には,N-メチルモルホリンN-オキシドを用いた開口部拡大が進行するのに対し,開口C70誘導体ではより温和なピリジンN-オキシドを用いると同様の反応が効率的に進行することを見出した。得られた13員環開口C70は,開口部からの水分子の脱離が熱的に進行し,開口部が16員環に拡大された開口体を与えた。さらに,C70誘導体の開口部から水分子に加えてCOが脱離する反応を見出したので詳細を発表する。(著者抄録)

シソーラス用語： *フラーレンC70 ,  化学合成 ,  一酸化炭素 ,  *環拡大反応 ,  水分子 ,  脱離反応 ,  X線構造解析 ,  結晶構造
準シソーラス用語： 開口フラーレン

分類 (3件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  分子化合物の結晶構造  (BK09050T) ,  ピリジンのその他の縮合誘導体  (CF07097Y)

物質索引 (2件)： N-メチルモルホリンN-オキシド ,  ピリジンN-オキシド

タイトルに関連する用語 (2件)： C70 ,  誘導体