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J-GLOBAL ID:201402213619136395   整理番号:14A0404913

調理を考慮したナスの品種特性評価

Eating-quality Characteristics of Eight Eggplant Cultivars
著者 (2件):
資料名:
号: 13  ページ: 9-18  発行年: 2014年03月07日 
JST資料番号: F0562E  ISSN: 1346-6984  CODEN: YCKKBL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ナス8品種の果実について,遊離糖,遊離アミノ酸,クロロゲン酸含量,果実の密度,果肉の硬さ,果皮の硬さ,多汁性および粘度を比較した。調理との関係では,蒸し加熱によって,果皮の軟化や多汁性の増加が認められた。また,うま味成分であるグアニル酸は80°C程度の加熱条件で最も増加した。これらの知見に基づき,各品種に適した調理方法について考察した。すなわち,‘巾着茄子’,‘ローザビアンカ’および‘くろわし’については,果皮が硬いことから,浅漬けには適さないが,加熱するととろみが出るので加熱調理向きである。‘泉州水茄子’は,果皮が軟らかく,多汁で甘味が強いことから浅漬け向きである。一方,‘民田茄子’は果皮が硬く,浅漬けには適さない。‘民田茄子’においては,小さい果実が辛子漬けに用いられるが,小さい果実では切断調製する必要がないため,果実に多く含まれるクロロゲン酸に由来する褐変を防ぐと同時に,うま味成分グルタミン酸の含量が高いという利点が考えられる。‘庄屋大長’,‘筑陽’および‘千両二号’は,果皮が軟らかいので浅漬けにも利用できる。一方,これらの品種は,糖やアミノ酸の含量は他品種と比べて高くないので,成分の濃縮できる焼き調理が適すると考えられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  食品の加熱 
タイトルに関連する用語 (4件):
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