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J-GLOBAL ID：201402222200114277   整理番号：14A0672982

国産バイオ燃料用ソルガム及びエリアンサスの育成と低コスト多収生産技術の開発 第1章 ソルガムの省力・低コスト栽培技術の開発 1 多回刈収穫を前提としたソルガムの最大多収栽培法,省力的収穫法,貯蔵法の開発(2)貯蔵法の開発

著者 (2件)： 服部育男 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  加藤直樹 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 498  ページ： 65-69  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 貯蔵形態ごとの炭水化物類の回収率については,構造性炭水化物については貯蔵形態にかかわらず,95%前後の高い値を示し,発酵に伴う損失は少ないことが明らかとなった。一方,非構造性炭水化物については冬季の移動型貯蔵形態を除き,回収率が50%以下と低く,改善の必要があることが明らかとなった。改善技術として添加剤の利用を検討したところ,添加剤によって貯蔵中の炭水化物とくに非構造性炭水化物の損失を抑制できることが明らかになった。また,ヘテロ発酵型乳酸菌とギ酸の複合添加により,貯蔵時における単少糖の回収率を65%程度まで向上できると考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *モロコシ属 ,  *生物燃料 ,  機械収穫 ,  貯蔵 ,  収穫 ,  栽培管理 ,  省力化 ,  炭水化物 ,  回収率
準シソーラス用語： 栽培技術

分類 (2件)： 畑作物一般  (FC03031E) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

引用文献 (4件)：

• 日本草地学会(2004).12.2.2.サイレージ.草地科学実験・調査法.260-268.
• 自給飼料利用研究会(2009).2.3.デタージェント分析法.三訂版粗飼料の品質評価ガイドブック.12-21.
• R.D. Waniska and L.W.Rooney (2000).4.1 Structure and Chemistry of the sorghum caryopsis. Sorgum-origin,history,technology, and production.649-688.
• Nishino, N., Yoshida, M., Shiota, H. and Sakaguchi, E. (2003). Accumulation of 1,2-propanediol and enhancement of aerobic stability in whole crop maize silage inoculated with Lactobacillus buchneri. Journal of Applied Microbiology. 94: 800-807.

タイトルに関連する用語 (9件)： 国産 ,  バイオ燃料 ,  ソルガム ,  エリアンサス ,  多収 ,  開発 ,  栽培 ,  収穫 ,  貯蔵