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J-GLOBAL ID：201402239144894060   整理番号：14A0894399

政策ニーズに合致したイネ新品種の開発 第1章 DNAマーカーにより優良形質を集積した政策ニーズ適合品種の育成 7 DNAマーカーを用いた脱粒性難で苗立ち性に優れるインド型多収品種の育成(RGB1203)

著者 (5件)： 笹原英樹 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  重宗明子 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  後藤明俊 ,  長岡一朗 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  三浦清之 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 516  ページ： 28-31  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「北陸193号」はインド型の極多収品種であるが,一般の日本品種より脱粒しやすく,種子休眠が深い欠点を有する。インド型品種の欠点である脱粒性と強い休眠性に関わる遺伝領域を日本品種の領域に置換することを目標とした。遺伝分析の結果,脱粒性については第1染色体のqSH1,強休眠性については第1,6染色体の2つのQTLが関与していることが明らかとなった。さらに,([ms-bo]熱研2号/北陸193号F₄系統)//2^*北陸193号のF₂世代から難脱粒性で「北陸193号」よりも休眠の弱い個体を選抜した。(著者抄録)

シソーラス用語： *イネ ,  DNAマーカー ,  収率 ,  比率 ,  米 ,  アブシション ,  植物生理 ,  発生生理
準シソーラス用語： インディカ米 ,  種子休眠 ,  脱粒性 ,  発芽率

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  作物育種一般  (FC02010K)

引用文献 (3件)：

• Konishi et al. (2006). An SNP caused loss of seed shattering during rice domestication. Science 312: 1392-1396.
• Fukuta and Yagi (1998). Mapping of a shattering resistance gene in a mutant line SR-5 induced from an indica rice variety, Nanjing 11. Breed. Sci. 48: 345-348.
• Miura et al. (2002). Mapping quantitative trait loci controlling seed longevity in rice (Oryza sativa L.). Theor. Appl. Genet. 104: 981-986.

タイトルに関連する用語 (13件)： 政策 ,  ニーズ ,  イネ ,  新品種 ,  開発 ,  DNAマーカー ,  形質 ,  集積 ,  品種 ,  脱粒性 ,  苗立ち ,  インド ,  多収