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J-GLOBAL ID：201402241647187578   整理番号：14A1317094

台湾におけるスギ林とモウソウチク林の水文研究サイトから-台湾大学実験林に残る日本風-

著者 (1件)： 久米朋宣 (国立台湾大 森林環境及資源学系)
資料名： 海外の森林と林業  (Japanese Journal of International Forest and Forestry)
号： 90  ページ： 8-13  発行年： 2014年06月25日 
JST資料番号： L1235A  ISSN： 1882-6261  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らが台湾大学実験林内で実施している試験研究の一部を紹介した。またその経験を通じて考えた日本とアジアの国々との協働研究の今後のあり方についての私見を述べた。調査内容として,1)試験地概要,および2)これまでの経緯を述べた。当該経緯として,モウソウチク林は水を多く消費すること,およびモウソウチク林は土壌からCO₂を多く出すこと,について概説した。最後に,将来展望について加えた。スギ林およびモウソウチク林の蒸散量の季節変化などについて,詳細を図示し解説した。

シソーラス用語： 台湾 ,  *針葉樹林 ,  *マダケ属 ,  竹類 ,  大学 ,  森林 ,  日本 ,  二酸化炭素 ,  含水量 ,  季節的変動 ,  スギ ,  蒸散 ,  水文学
準シソーラス用語： *スギ林 ,  *モウソウチク ,  実験林 ,  蒸散量 ,  水文特性

分類 (4件)： 森林保育  (FF03040H) ,  森林植物学  (FF02020E) ,  農業土木  (FB02000W) ,  水文学一般  (DC07010R)

引用文献 (10件)：

• Guan, B.T. et al. (2008) No initial size advantage for Japanese cedars in crowded stands. For Ecol Manag, 255 (3-4) : 1078-1084.
• 篠原慶規ら(2013)樹液流計測法を用いた林分蒸散量の計測-森林管理による蒸散量の変化を評価するために-.日本森林学会誌,95(6):321-331.
• 柴田昌三(2010)竹資源の新たな有効利用のための竹林施業.森林科学58:15-19.
• 邱祈榮ら(2009)台灣北部地區竹林資源分布及變遷之研究.中華林學季刊42(1):89-105.
• 小野澤郁佳ら(2009)樹液流計測のモウソウチクへの適用:切り竹における吸水量と樹液流量の比較日林誌91:366-370.

タイトルに関連する用語 (9件)： 台湾 ,  スギ林 ,  モウソウチク ,  水 ,  文 ,  研究 ,  大学 ,  実験林 ,  日本風