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J-GLOBAL ID：201402244405382405   整理番号：14A0211129

アコースティックエミッションの継続的測定によってマツ材線虫病感染木の通導阻害を検出する

著者 (1件)： 黒田慶子 (神戸大 大学院農学研究科)
資料名： 森林防疫  (Forest Pests)
巻： 63  号： 1  ページ： 39-46  発行年： 2014年01月25日 
JST資料番号： Z0694A  ISSN： 0288-3740  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： AE(アコースティックエミッション)法を用いた通導阻害発生の日変化の検出に焦点を絞り,健全木樹幹内での一時的,部分的な通導停止や,罹病木における水分通導阻害の進み方について解説した。1)樹木の木部樹液と水分通導,2)超音波AEで何が測れるか,3)マツ材線虫病罹病木における通導阻害発生経過の検出,および4)感染木のエンボリズムの特徴,の項目に沿って述べた。本研究では,AEの計測によって,マツ材線虫病感染木内部で起こった生理的変化のタイミングを把握した。

シソーラス用語： *アコースティックエミッション ,  連続計測 ,  *植物病害 ,  樹木 ,  感染 ,  検出 ,  日変化 ,  樹幹 ,  植物生理
準シソーラス用語： *マツ材線虫病 ,  感染木 ,  通導阻害 ,  連続測定

分類 (3件)： 線虫による植物被害  (FC04073L) ,  森林保育  (FF03040H) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F)

引用文献 (20件)：

• Fukuda K (1997) Physiological process of the symptom development and resistance mechanism in pine wilt disease. J For Res 2: 171~181
• 市原 優(2000)マツノザイセンチュウの通り道.森林総合研究所東北支所たより462:1~4
• 池田武文(1994)樹木に発生するキャビテーションのアコースティック・エミッション法による検出.日林誌76:364~366
• 清原友也・徳重陽山(1971)マツ生立木に対する線虫Bursaphelenchus sp.の接種実験.日林誌53: 210-218
• Kuroda K (1989)Terpenoids causing tracheid-avitation in Pinus thunbergii infected by the pine wood nematode(Bursaphelenchus xylophilus).日植病報55:170~178

タイトルに関連する用語 (7件)： アコースティックエミッション ,  継続 ,  マツ材線虫病 ,  感染 ,  木 ,  通導 ,  阻害