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J-GLOBAL ID：201402248047783228   整理番号：13A1952992

金沢大LA-ICP-MSによる同位体比測定の設定・計算法依存性評価

著者 (3件)： 河原幸平 (金沢大 理工) ,  長谷部徳子 (金沢大 環日本海域環境研究セ) ,  田村明弘 (金沢大 フロンティアサイエンス機構)
資料名： フィッション・トラックニュースレター  (Fission Track News Letter)
号： 25  ページ： 25-27  発行年： 2012年10月30日 
JST資料番号： L6631A  ISSN： 1340-900X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体試料の化学分析法として利用されているLA-ICP-MSでは,レーザー照射を続けることによるシグナル強度の減少や元素分別が起こる。本研究では,金沢大学のLA-ICP-MSを用いて,シグナルの計算方法による影響を調べた。また,レーザー径や表面エネルギーを変化させたときのシグナル比の変化から,レーザー照射の設定がシグナル強度に与える影響を調べた。川本花崗閃緑岩ジルコン,U-Pb年代測定用標準試料ジルコン,FT年代測定用標準試料アパタイトを用いて実験を行った結果,計算方法については4通りの計算方法で系統的な影響がないことが分かった。レーザー径が20μmより大きいと値のばらつきが小さく,また測定時間が短いほど外挿値に近い値となった。エネルギーが大きくなるにつれてU/Si,Pb/Uに系統的な変化が見られたが,その傾向は僅差であり,分析誤差に比べてほぼ無視できるものであった。

シソーラス用語： *ICP-MS分析 ,  *レーザアブレーション ,  平均値 ,  外挿法 ,  レーザ照射 ,  標準物質 ,  花崗閃緑岩 ,  燐灰石 ,  ジルコン ,  *同位体分析
準シソーラス用語： *LA-ICP-MS分析

分類 (2件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C) ,  鉱物・岩石・鉱石の物理分析  (CC03090Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 金沢 ,  LA-ICP-MS ,  同位体比 ,  計算法 ,  依存性 ,  評価