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J-GLOBAL ID：201402250221882855   整理番号：14A1126066

画像の印象評価における好みと注視領域の関連性の解析

An Analysis of Relationship between Preference and Gaze Area in Impression Evaluation of Still Image

著者 (3件)： 駒井ほたる (石川工高専) ,  稲積泰宏 (富山大 大学院理工学研究部) ,  川除佳和 (石川工高専)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 171(IMQ2014 7-11)  ページ： 7-12  発行年： 2014年07月25日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在までに提案されている多くの主観品質推定技術は,絵柄によって主観品質の推定精度にばらつきが生じるという「推定精度の絵柄依存性」の問題を抱えている。本研究では,画像の中で興味のある領域を注視するという人間の視覚特性が考慮されていないために,上記の問題が生じているのではないかと考えている。一方,稲積らも同様の問題が生じる原因について検討しており,先行研究により「絵柄の好みが主観品質に影響を与える」ことを明らかにしている。しかし,一般的に画像の絵柄に対する好みを画像の物理量から推定することは難しいため,好みを何らかの画像特徴量から推定できることが望ましい。そこで本研究では,好みと関連性のある画像特徴量を探るべく,画像の絵柄に対する好みと注視領域との関連性を主観評価実験により解析したので報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *評価 ,  カラー画像 ,  *画像評価 ,  *好み ,  *注意 ,  性質 ,  主観評価 ,  画質 ,  情報 ,  データ解析 ,  実験 ,  クラスタ分析 ,  視線 ,  標準偏差 ,  *人間機械系
準シソーラス用語： *印象評価 ,  関連性 ,  注視 ,  特徴量 ,  被験者実験

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (6件)：

• Z. Wang, A. C. Bovik, H. R. Sheikh and E. P. Simoncelli, “Image quality assessment: From error visibility to structural similarity,” IEEE Transactions on Image Processing, vol. 13, no. 4, pp. 600-612, Apr. 2004.
• 林 龍太郎,前川 悠太,稲積 泰宏,堀田 裕弘,“画像に対する好みと主観品質の関係について,”信学技報113(405),pp.79-81,2014.
• Laurent Itti, Christof Koch, and Ernst Niebur, “A Model of Saliency-Based Visual Attention for Rapid Scene Analysis,” IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence, Vol. 20, No. 11, November 1998.
• Yasuhiro Inazumi, Alexander Raake, Dominik Strohmeier, Yuukou Horita, “Appeal Assessment of Photographs for Quality of Experience Measurements,” 15th IEEE International Workshop on Multimedia Signal Processing, MMSP 2013, pp.307-311, 2013.
• 筒井 亜湖,新堀 孝明,近江 源太郎,“絵画評価における新奇性とヘドニックトーン,”基礎造形(18),7-12,2009.

タイトルに関連する用語 (5件)： 印象評価 ,  好み ,  注視 ,  関連性 ,  解析