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J-GLOBAL ID：201402250428918604   整理番号：14A0321465

牛の環境管理の理論と実際 No.3 休息環境を見てみよう-パート1-

著者 (1件)： 中田健 (酪農学園大)
資料名： 酪農ジャーナル  (Dairy Journal)
巻： 67  号： 3  ページ： 60-61  発行年： 2014年03月01日 
JST資料番号： L0363A  ISSN： 0916-3360  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フリーストールで飼養されている牛の理想的な1日の活動は,横臥12時間以上,採食5時間,搾乳3時間以内,飲水1時間,牛同士の社会行動1.5時間以内とされている。横臥するメリットは,1)横臥しているときは起立しているときよりも乳房への血流量が24~28%増加する,2)横臥している間は肢蹄の休息時間であり,肢・蹄への負重が緩和され,蹄の乾燥も促進する,3)反芻・そしゃく時間が増加する,4)乾物摂取量が増加する,5)妊娠後期の乾乳期では,横臥しているときに妊娠子宮への血流量が10~20%増加する,ことである。休息環境で大切なのは,1)すべての牛が横になれる場所が十分に確保されているか,2)牛が休息環境を快適に感じているか,である。

シソーラス用語： *ウシ ,  *環境管理 ,  *休憩 ,  牛舎 ,  姿勢 ,  四肢 ,  爪 ,  反芻 ,  咀嚼 ,  飼育管理 ,  期間
準シソーラス用語： フリーストール ,  横臥 ,  乾乳期 ,  乾物摂取量 ,  *休息 ,  蹄

分類 (2件)： 飼養管理  (FD01040N) ,  牛  (FD02020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 牛 ,  環境管理 ,  理論 ,  NO ,  休息 ,  環境 ,  パート