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J-GLOBAL ID：201402255128861211   整理番号：14A0454986

ハイブリッド型太陽熱脱塩装置と逆電気透析装置との持続可能なリサイクルシステムの構築

Processing of a Sustainable Recycle System with a Hybrid Solar Distillator and a Concentration Cell by Reverse Electrodialysis

著者 (2件)： 村瀬和典 (中央大 理工) ,  比嘉充 (山口大 大学院理工学研究科)
資料名： ソルト・サイエンス研究財団助成研究報告集 1 理工学 農学・生物学編  (ソルト・サイエンス研究財団助成研究報告集 1 理工学系・農学・生物学系編)
巻： 2012  ページ： 17-26  発行年： 2014年03月 
JST資料番号： L7131A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海水を利用した製塩,脱塩および有用元素の回収操作における濃縮操作にはエネルギー消費と海排水処理が課題である。本稿では,太陽光と太陽熱を利用したハイブリッド型膜蒸留式淡水化プロセス技術と海水を利用した濃度差発電プロセス技術について述べている。ハイブリッド型膜蒸留式淡水化装置は太陽電池と脱塩装置をハイブリッドにすることにより太陽電池パネルの海水による吸熱冷却効果と淡水化装置の効率向上による造水効率増加の2重の有効性が示された。また太陽電池と脱塩装置の評価をソーラーシミュレータを用いて評価したところ高日射量ほどハイブリッド化による冷却効果の有効性が示された。濃度差発電技術開発においては,逆電気透析装置における供給溶液濃度及び温度による発電特性に与える影響を調べた。海水濃度相当0.5moldm^-3から1.2moldm^-3に変化させると最大出力密度は約5割増加した。また供給溶液の温度を15-35°Cに増加させると出力密度は約2倍になった。

シソーラス用語： *リサイクル ,  *太陽熱利用 ,  脱塩装置 ,  電気透析 ,  性質 ,  *海水 ,  回収 ,  下水処理 ,  太陽光 ,  *淡水化 ,  *ハイブリッド方式 ,  蒸留 ,  シミュレータ ,  *濃度差発電 ,  *太陽電池
準シソーラス用語： 持続可能なリサイクル ,  逆電気透析 ,  持続可能性 ,  排水処理 ,  海水淡水化 ,  膜蒸留 ,  ソーラーシミュレータ

分類 (2件)： 太陽エネルギー利用機器  (QE05020H) ,  その他の発電  (NB03140M)

タイトルに関連する用語 (5件)： ハイブリッド型 ,  太陽熱脱塩 ,  電気透析装置 ,  リサイクル ,  構築