抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自社が開発した自前の技術を明確にしながら,オープンイノベーションを進めることが必要である。コア技術は自前で,その補完・拡大,ビジネス化を目的に,オープンイノベーションを展開する。全技術の自前主義は,誤りだと考える。オープンイノベーションを,自社への技術導入だと狭く解釈される場合もある。しかし,今後進めていくオープンイノベーションは,社会に新技術を導入するための社会システムの活用である。これが,日本のオープンイノベーション活動で,最も不足していることである。本稿は,公的研究機関とのオープンイノベーションについて考察した。(1)公的研究機関の実績:公的機関(大學などを含む)の研究内容を調査し,どのような内容を役割分担するか,具体的に考える。(2)日本人の特徴に合わせたシステムデザインの必要性:チーム編成の重要性。(3)共同研究に向く研究者の選び方:その1つは,専門分野が近くない人を選ぶ。新たな技術の研究交流は,相互に聞き上手となり,チームワークも良好となる。