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J-GLOBAL ID：201402263191374811   整理番号：14A0762602

設定を超える津波に対するケーソン防波堤の補強効果に関する実験的研究

EXPERIMENTAL STUDY ON EFFECTS OF REINFORCEMENT FOR CAISSON BREAKWATERS AGAINST ABNORMAL TSUNAMI

著者 (6件)： 辻尾大樹 (パシフィックコンサルタンツ(株)) ,  安田誠宏 (京都大学 防災研究所) ,  間瀬肇 (京都大学 防災研究所) ,  森信人 (京都大学 防災研究所) ,  前田恭兵 (パシフィックコンサルタンツ(株)) ,  山口佑太 (パシフィックコンサルタンツ(株))
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 69  号： 2  ページ： I.473-I.478 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,粘り強い防波堤の設計法の確立に向けた基礎的な検討として,ケーソン式混成堤を対象に水理模型実験を実施し,現状断面と補強対策断面の比較を通じて補強効果を調べることを目的とした.実験では,津波(半周期の正弦波で模擬)を作用させて,水位や作用波圧,ケーソンの変形量を計測した.実験結果の検討から,腹付マウンド補強を実施した場合,補強幅を広げると補強効果が上がるが,その場合高さも確保する必要があることがわかった.また,堤体の滑動・転倒に対する安全率が同じであっても,作用津波と堤体諸元の関係によって移動量として現れる防波堤の粘り強さは異なることがわかった.補強の有無や補強材の違いによって安全率と移動量は異なるが,堤体の滑動安全率によって移動量を推定できる近似曲線を提案した.(著者抄録)

シソーラス用語： *防波堤 ,  *津波 ,  *補強工事 ,  ケーソン ,  コンクリートブロック ,  水理模型試験 ,  正弦波 ,  波圧 ,  水位変動 ,  水平変位 ,  冗長性 ,  安全率 ,  特性曲線
準シソーラス用語： 鉛直変位 ,  津波圧 ,  変位曲線 ,  補強ブロック

分類 (2件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H) ,  流水中におかれた物体  (RC10030J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 津波 ,  ケーソン ,  防波堤 ,  補強効果 ,  実験的研究