文献
J-GLOBAL ID:201402264739040379   整理番号:14A0450419

薬剤処理方法の違いがアメリカシロヒトリの防除効果に及ぼす影響

Controlling effect of the various treatments of the insecticide on Hyphantria cunea larvae
著者 (5件):
資料名:
号: 12  ページ: 55-62  発行年: 2014年03月26日 
JST資料番号: Y0438B  ISSN: 1348-7892  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究はアメリカシロヒトリの幼虫に対するサクラのディッピング処理・散布処理・瓶挿し処理および鉢植えモモの簡易潅注処理の4つの薬剤処理方法の防除効果を評価した。用いた薬剤はスタークル顆粒水溶剤(有効成分:ジノテフラン)で,試験は2013年8月29日から9月27日に信州大学農学部AFC昆虫生態学研究室で行った。その結果,ほとんどの処理において同じ薬量でも3齢幼虫よりも初齢幼虫の方が死亡率は高かった。また,初齢幼虫においては散布処理の効果が最も高く,薬液の濃度が1,10,100ppmでいずれも死亡率が100%に達した。また瓶挿し処理でも10,100ppmで100%の死亡率であった。3齢幼虫においては瓶挿し処理の効果が最も高く,死亡率が100ppmで100%,10ppmでは83.3%に達した。これより瓶挿し処理が初齢・3齢期を通して効果が高かった。したがって,薬剤による防除はアメリカシロヒトリの発育中期よりも初期の段階で行う方が効果は高いことと,従来の樹木に薬剤を散布する防除方法よりも,樹木に薬剤を吸収させる防除方法の方が防除効果は優れているということが示唆された。しかし,瓶挿し処理を実際の防除方法に近づけた簡易潅注処理では,他の処理よりも幼虫が死亡するまでに時間がかかり,土壌潅注は,土壌条件や潅注の時期によって効果が左右されることが課題だということが示唆された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
造園植物  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る