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J-GLOBAL ID：201402281437912760   整理番号：14A0534152

交通事故低減機能が期待された環境改善舗装の長期機能保持に関する考察

著者 (4件)： 西山哲 (岡山大 大学院環境生命科学研究科) ,  和田實 (近畿地域づくりセンター) ,  辻森和美 (大林道路) ,  有賀公則 (大林道路)
資料名： 交通科学  (Traffic Science)
巻： 44  号： 2  ページ： 4-10  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： L2190A  ISSN： 0288-1985  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 雨水排水能力を有することにより交通事故低減効果を期待して排水性及び透水性舗装が車道に施工されてきたが,それらの排水能力は目詰まりや目つぶれによって経年的に劣化すると考えられる。そこで車両走行時の騒音測定によって舗装表層の排水機能を効率的かつ簡便に把握する手法を開発し,当手法を用いて舗装の排水能力は累積大型車通行量によって決まることを明らかにした。また舗装の雨天時の排水状況から路面騒音値でそれら環境改善舗装を維持管理することの妥当性を示し,さらに車道としての構造的な耐久性は環境改善舗装の方が密粒舗装よりも優れていることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *透水性舗装 ,  *耐久性 ,  *維持管理 ,  *騒音測定 ,  老朽化 ,  劣化 ,  道路交通騒音 ,  代用特性 ,  交通安全 ,  安全対策 ,  交通量 ,  雨水浸透 ,  目つぶれ
準シソーラス用語： 排水性 ,  排水能力 ,  目詰り ,  劣化検出

分類 (3件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G) ,  道路交通騒音・振動  (TB01020Z) ,  アスファルト舗装,たわみ性舗装  (RC04040R)

引用文献 (17件)：

• 本松資朗・山本稔 (2001). 高機能舗装の特性と舗装診断技術, 騒音制御, 25(3),122-128.
• 小長井彰祐・伊藤正秀・新田弘之 (2005). コストパフォーマンスを考慮した排水性舗装機能回復手法の検討, 土木学会舗装工学論文集, 10, 205-212.
• 大西博文 (2001). 数種の低騒音舗装とそれらの諸課題, 騒音制御, 25(3), 117-121.
• 加納孝志 (2008). ポーラスアスファルト舗装の現状と課題, アスファルト,51,1-4.
• 井原 務・井上 武美 (2004). 騒音試験用路面の路面テクスチャの特性とタイヤ/路面騒音について, 土木学会舗装工学論文集, 9, 225-229.

タイトルに関連する用語 (5件)： 交通事故 ,  期待 ,  環境改善 ,  舗装 ,  長期