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J-GLOBAL ID:201402292995342009   整理番号:14A0804127

自然遺産の価値を守るための取組 奄美大島の外来哺乳類:生態系への影響と対策の現状

著者 (2件):
資料名:
号: 867  ページ: 20-23  発行年: 2014年06月10日 
JST資料番号: G0035A  ISSN: 1349-452X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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奄美・琉球の地域に共通した課題のひとつに外来生物の問題がある。フイリマングースは,1979年前後にハブやネズミ類の駆除のために導入された。導入目的の効果がはっきりしなかった一方で,生息域を希少種の生息地である森林域に拡大し,在来種絶滅の危惧の状況に至った。そこで,2000年に環境省による防除事業の開始に至り,現在では,もとの健全な生態系に近い状態までの復元が期待されている。ペットの遺棄や放し飼いに由来するノイヌとノネコも希少哺乳類の脅威である。対策として,森林に生息する個体の捕獲は,環境省を中心に開始されたばかりで,遺棄については,自治体で条例を施行した。このほかに,草食のノヤギも生態系に影響を及ぼしている。各地で家畜として飼育していたヤギが放棄されノヤギになって,森林の消失に加え土壌流出による沿岸生態系への影響も懸念されるようになった。対策は,まだまだ始まったばかりである。
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分類 (2件):
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自然保護  ,  生態系 
引用文献 (8件):
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