抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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従来のランダムテストによるIP検証では,検証の網羅性を保証することが極めて困難であることから,モデル検査による形式的検証の適用への要求が高まっている。しかしながら,モデル検査の検証コストが対象システムの規模に対して指数的に増大する,いわゆる状態爆発問題が発生することから,実問題への適用は十分に進められているとはいえない。本稿では,記号モデル検査ツールNuSMVをVerilog-HDLによる8ビットマイコンM8Rの設計記述に適用した事例について報告する。まず,Verilog-HDLの記述をNuSMVの入力であるSMV言語によるモデルへとマッピングするための枠組みについて示す。また,モデルサイズ削減のためのHDL記述の簡単化についてのアプローチについても示す。最後に,M8Rの命令セットのデコーダ部分のみを抽出してSMV言語でモデル化し,NuSMVによる検証を実施した結果について示す。(著者抄録)