特許
J-GLOBAL ID:201403056370644080

秘密分散システム、データ分散装置、分散データ保有装置、秘密分散方法、およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-006913
公開番号(公開出願番号):特開2014-138349
出願日: 2013年01月18日
公開日(公表日): 2014年07月28日
要約:
【課題】計算量型秘密分散方式による分散値を用いてマルチパーティ計算を行い、復旧および再分散と改ざん検知を可能とする。【解決手段】データ分散装置10は鍵s1,...,sKから擬似乱数r1,...,rKを生成し、情報aから擬似乱数r1,...,rKを用いて暗号文cを生成し、鍵s1,...,sKを分散値fs1(n),...,fsK(n)に分散し、暗号文cを分散値fc(n)に分散する。分散データ保有装置20は、分散値fsi(λ)から復元値Uiを生成し、分散値fc(λ)から復元値U0を生成し、復元値U0,Uiを準同型性をもつ秘密分散方式S2により分散値fU0(n),fUi(n)に分散し、分散値fU0(i),...,fUK(i)から分散値ga(i)を生成する。分散データ保有装置20は分散値ga(i)を用いて生成した変換用検証値c’αと分散値ga(i)を用いて生成した変換用チェックサムcαとを比較することで分散値のいずれかが改ざんされたか否かを検証する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
データ分散装置とN台の分散データ保有装置を含む秘密分散システムであって、 N,Kは2以上の整数であり、N≧Kであり、n=1,...,Nであり、λは互いに異なる1以上N以下のK個の整数であり、iはi∈λの整数であり、fx(n)はxのN個の分散値であり、Rは環であり、Sは鍵空間であり、P(x)はx∈Sを環Rへ移す写像であり、 前記データ分散装置は、 K個の鍵s1,...,sK∈Sを選択する鍵選択部と、 前記鍵s1,...,sKからr1=P(s1),...,rK=P(sK)を計算することにより擬似乱数r1,...,rKを生成する擬似乱数生成部と、 情報a∈Rから前記擬似乱数r1,...,rKを用いて暗号文cを生成する暗号化部と、 前記鍵s1,...,sKを任意の秘密分散方式S1によりそれぞれN個の分散値fs1(n),...,fsK(n)に分散する鍵分散部と、 前記暗号文cを任意の秘密分散方式S0によりN個の分散値fc(n)に分散する暗号文分散部と、 を有し、 前記分散データ保有装置は、 K個の分散値fsi(λ)から前記秘密分散方式S1により復元した値uiから復元値Ui=P(ui)を計算し、K個の分散値fc(λ)から前記秘密分散方式S0により復元値U0を復元する復元部と、 前記復元値U0,Uiを任意の準同型性をもつ秘密分散方式S2によりそれぞれN個の分散値fU0(n),fUi(n)に分散する分散部と、 K+1個の分散値fU0(i),...,fUK(i)から前記情報aの分散値ga(i)を生成する変換部と、 前記分散値fsi(λ)が入力されると前記復元部と前記分散部と前記変換部により前記分散値ga(i)を生成し、前記分散値ga(i)を用いて変換用チェックサムcαを生成し、任意の秘密分散方式S3によりN個の分散値fcα(n)に分散する変換用生成部と、 前記分散値ga(i)を用いて生成した変換用検証値c’αとK個の分散値fcα(λ)を前記秘密分散方式S3により復元した変換用チェックサムcαとを比較することで、前記分散値fs1(λ),...,fsK(λ),fc(λ)のいずれかが改ざんされたか否かを検証する変換用検証部と、 を有する秘密分散システム。
IPC (2件):
H04L 9/08 ,  H04L 9/14
FI (2件):
H04L9/00 601C ,  H04L9/00 641
Fターム (14件):
5J104AA16 ,  5J104AA32 ,  5J104AA41 ,  5J104EA02 ,  5J104EA04 ,  5J104EA08 ,  5J104EA19 ,  5J104FA00 ,  5J104JA03 ,  5J104MA05 ,  5J104NA02 ,  5J104NA07 ,  5J104NA37 ,  5J104PA14
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
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引用文献:
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