FANTOM5: Functional Annotation of the Mammalian Genome

FANTOMは、ゲノムDNAから転写されているRNAの機能をカタログ化することを目的として2000年に発足した理化学研究所が主催する国際研究コンソーシアムです。これまでに第4期に渡って活動が行われており、本サイトから過去のFANTOMプロジェクトで整備されたリソースにアクセスすることができます。
第5期 (FANTOM5)では、ヒトの主要な組織、200種以上の癌細胞、30種類の細胞分化やマウス発生の経時解析用サンプル、200種以上の初代培養細胞、などから抽出したRNAについて1分子CAGE法を用いてプロモーター及びエンハンサーの活性を測定しており、CAGE ピーク領域とアノテーション、パスウェイクラスタ、エンハンサー、サンプルオントロジーなど網羅的解析により得られたリソースデータが公開されています。