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J-GLOBAL ID：201502201817876710   整理番号：15A1193205

新型路側設置型防雪柵の開発について-現地観測による防雪効果調査-

著者 (4件)： 渡邊崇史 (土木研 寒地土木研) ,  小中隆範 (土木研 寒地土木研) ,  松澤勝 (土木研 寒地土木研) ,  金子学 (国土交通省 北海道開発局)
資料名： 寒地土木研究所月報  (土木研究所寒地土木研究所月報)
号： 749  ページ： 51-54  発行年： 2015年10月10日 
JST資料番号： G0057A  ISSN： 1881-0497  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 積雪寒冷地における上下二車線道路では,吹雪による視程障害対策として路測に接置可能な吹き払い柵が用いられることが多い。今回,従来の柵の改善を目的に風が斜めから入射する場合や,柵下部間隙の閉塞時において著しく防雪効果が低下しない路側接置型防雪柵を考案した。考案した防雪柵について縮尺模型を用いた風洞実験を行った結果,斜風時および柵下部間隙閉塞時において防雪効果が確認できた。そこで実物大の新型柵を作製し,風速比と視程改善率を指標に現地観測により防雪効果を調査した。その結果,新型柵は従来柵に比べて高い防雪効果を有していることが確認できた。

シソーラス用語： *防雪柵 ,  積雪寒冷地 ,  道路 ,  *吹雪 ,  障害 ,  風洞試験 ,  模型試験 ,  *実物大試験 ,  北海道
準シソーラス用語： 二車線道路 ,  *視程障害 ,  風洞実験

分類 (2件)： 道路付属施設  (RC08040T) ,  雪氷工学,寒中工事  (RC03000S)

引用文献 (7件)：

• (独)土木研究所寒地土木研究所:道路吹雪対策マニュアル(平成23年改訂版)、 http://www2.ceri.go.jp/fubuki_manual/、P3-2-14, 2011.3
• 渡邊崇史、小中隆範、松澤勝、金子学:吹き払い柵の防雪機能と下部間隙の関係について、寒地土木研究所月報、744、pp26-29、2015
• 山崎貴志、住田則行、渡邊崇史:新しい路側設置型防雪柵の開発に向けての風洞実験による検討、寒地土木研究所月報、740、pp36-40、2015
• 山田毅、伊東靖彦、松澤勝、加治屋安彦:防雪柵を評価するための適切な視程の測定位置の検討、雪氷研究大会(2008・東京)講演要旨集、p91、2008
• 近藤純正:水環境の気象学-地表面の水収支・熱収支-、朝倉書店、p101、1998

タイトルに関連する用語 (6件)： 路側 ,  防雪柵 ,  開発 ,  現地観測 ,  防雪 ,  調査