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J-GLOBAL ID：201502203566660634   整理番号：15A1093060

液状化解析プログラムLIQCAを用いた地盤地震応答解析

著者 (6件)： 岡二三生 ,  渦岡良介 (徳島大) ,  木元小百合 (京大 大学院) ,  立石章 (大成建設) ,  加藤亮輔 (日建設計シビル) ,  足立有史 (安藤・間)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 63  号： 10  ページ： 12-15  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有効応力液状化解析プログラムLIQCAを用いた水-土連成地盤の地震応答解析の事例を紹介した。LIQCAでは,有限要素法と有限差分法を用いて支配方程式の離散化を行う。つりあい式の空間的離散化には有限要素法,連続式の間隙水圧の項の空間的離散化には有限体積法を用いる。飽和・不飽和地盤の動的解析におけるLIQCAの扱いを説明した。地中構造物の浮上り,河川堤防の液状化解析,矢板護岸のシミュレーション,既存宅地の液状化対策工などの事例を対象とし,LIQCAによる動的解析を紹介した。

シソーラス用語： *液状化 ,  応力解析 ,  計算機コード ,  *応答解析 ,  有限要素法 ,  差分法 ,  地中構造物 ,  有限体積法 ,  間隙水圧 ,  *地震応答 ,  地盤 ,  数値解析
準シソーラス用語： *液状化解析 ,  解析プログラム ,  *地震応答解析 ,  土水連成解析 ,  有効応力解析

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (11件)：

• Oka, F., Yashima, A., Shibata, T., Kato, M., and Uzuoka, R.: FEM-FDM coupled liquefaction analysis of a porous soil using an elasto-plastic model, Applied Scientific Research, Vol. 52, pp. 209-245, 1994.
• (一社)LIQCA液状化地盤研究所(代表理事 岡二三生),LIQCA2D14・LIQCA3D14(2014年公開版)資料 第I編 理論編・第II編 実践編,第III編 マニュアル,2014.入手先〈 http://liqca.org>(参照:2015.8.20)
• Oka,F.and Kimoto,S.:Computational Modeling of Multi-phase Geomaterials, Taylor & Francis,2012.
• 加藤亮輔・岡二三生・木元小百合・小高猛司・角南進:不飽和浸透-変形連成解析手法と河川堤防への適用,土木学会論文集C,Vol.65,No.1,pp.226~240,2009.
• Oka, F., Yashima, A., Tateishi, A., Taguchi, Y. and Yamashita, S.: A cyclic elasto-plastic constitutive model for sand considering a plastic-strain dependence of the shear modulus, Geotechnique, Vol. 49, No. 5, pp. 661-680, 1999.

タイトルに関連する用語 (3件)： 液状化解析 ,  地盤 ,  地震応答解析