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J-GLOBAL ID：201502204634128705   整理番号：15A1384021

環境制約を用いた旅行者GPS軌跡からのオンライン移動モード推定手法

著者 (3件)： 笠原秀一 (京大 学術情報メディアセ) ,  飯山将晃 (京大 学術情報メディアセ) ,  美濃導彦 (京大 学術情報メディアセ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 245(MVE2015 21-36)  ページ： 43-48  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 旅行者の現在の移動モードを推定できれば,携帯情報端末上で動作する観光ガイドやナビゲーションアプリにおいて,現在の位置と移動モードに合った観光情報を旅行者に知らせることができる。これまで我々は,観測点における緯度経度の時系列データである旅行者のGPS移動軌跡を入力とし,列車や路線バスが一時的減速を行う駅やバス停といった場所を環境制約として利用することで,徒歩や列車,路線バス,タクシーといった移動モードの中から,旅行者の移動モードを推定する手法を研究してきたが,この手法を拡張して,オンライン処理で移動モードを推定する手法を提案する。本手法では,直前のセグメントの移動モードに対するセグメントの経過時間と,セグメント間における移動モードの遷移確率を用いて,高速移動セグメントに連続する低速での移動が一時的減速かそうで無いかを判定する。本研究は大規模観光地内を徒歩・公共交通機関で移動する旅行者を想定する。手法の精度を人間が移動モードをラベリングした結果と比較して評価し,提案手法の有効性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： 観光地区 ,  *消費者 ,  *利用者 ,  *方式 ,  推定 ,  携帯端末 ,  軌跡 ,  軌道 ,  速度 ,  情報 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  移動軌跡 ,  *移動手段 ,  移動速度 ,  観光情報 ,  *旅行者

分類 (2件)： 電子航法一般  (ND14010O) ,  観光,レクリエーション  (RD04030J)

引用文献 (14件)：

• 笠原秀一,森幹彦,椋木雅之,美濃導彦.(2015).環境制約を用いたGPS移動軌跡からの旅行者状態推定,2015年度人工知能学会全国大会(第29回)論文集
• 笠原秀一,森幹彦,椋木雅之,美濃導彦.(2015).環境制約を用いた旅行者GPS軌跡のセマンティックアノテーション,PRMU,2014-12
• Hemminki, S., Nurmi, P., Tarkoma, S. (2013, November). Accelerometer-based transportation mode detection on smartphones. In Proceedings of the 11th ACM Conference on Embedded Networked Sensor Systems (p.13). ACM.
• Bolbol, A., Cheng, T., Tsapakis, I., Haworth, J. (2012). Inferring hybrid transportation modes from sparse GPS data using a moving window SVM classification. Computers, Environment and Urban Systems, 36(6), 526-537.
• 青木政勝,瀬古俊一,西野正彬,山田智広,武藤伸洋,阿部匡伸.(2008).ライフログのための位置情報ログデータからの移動モード判定の検討(ライフログ活用技術とその課題,オフィス情報システム,デジタルドキュメント,一般).電子情報通信学会技術研究報告.OIS,オフィスインフォメーションシステム,108(156),7-12.

タイトルに関連する用語 (7件)： 環境制約 ,  旅行者 ,  GPS ,  軌跡 ,  オンライン ,  推定 ,  手法