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J-GLOBAL ID：201502205448040012   整理番号：15A0790150

教育用オープンソースソフトウェア群のローカライゼーションと共通翻訳メモリの開発-一貫性のある用語による教育支援システムを目指して-

著者 (6件)： 常盤祐司 (法政大) ,  出口大輔 (名古屋大) ,  宮崎誠 (畿央大) ,  平岡斉士 (熊本大) ,  喜多敏博 (熊本大) ,  梶田将司 (京大)
資料名： 情報処理学会デジタルプラクティス(Web)  (Journal of Digital Practices (Web))
巻： 6  号： 2  ページ： 79-88 (WEB ONLY)  発行年： 2015年04月15日 
JST資料番号： U0569A  ISSN： 2188-4390  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大学教育で利用されているオープンソースソフトウェアの多くは英語圏で開発されているため日本語への翻訳が必要となる。今後大学では複数のシステムにより教育支援のためのIT環境を構築することが予想されるが,システム間で用語が異なっているとユーザに違和感を抱かせる。この課題に対して,大学教育で頻出する用語および用例を包含する大規模な共通翻訳メモリを作成することによって一貫性のある翻訳が実現できると考えた。また,翻訳メモリによる翻訳では実現できないコンテキスト依存の翻訳を可能とするgettext形式のPOファイルを併用することにより,Javaで実装されたSakaiとPHPで実装されたMoodleおよびMaharaをクラウドベースの翻訳支援システムであるTransifexを用いて同一のプロセスで翻訳した。本稿では大学教育用オープンソースソフトウェアに対して一貫性のある翻訳を目指して行ったプロジェクトについて述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *ソフトウェア ,  CAI【計算機】 ,  *計算機利用システム ,  翻訳【言語】 ,  *共有メモリ ,  情報
準シソーラス用語： *オープンソースソフトウェア ,  コンテキスト情報 ,  教育ソフトウェア ,  *教育支援システム

分類 (2件)： 計算機システム運用管理  (JD02020C) ,  CAI  (JE09000G)

引用文献 (14件)：

• メディア教育開発センター:e ラーニング等のICT を活用した教育に関する調査報告書(2008 年度),(2009).
• Benten,http://sourceforge.jp/projects/benten/
• OmegaT,http://www.omegat.org/ja/omegat.html
• Crowdin,https://crowdin.com/
• Transifex,https://www.transifex.com/

タイトルに関連する用語 (6件)： 教育 ,  オープンソースソフトウェア ,  翻訳 ,  開発 ,  用語 ,  教育支援システム