抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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長期的な犯罪捜査において,対象となる人物の過去・未来の顔を推定する経年変化顔合成技術が求められている。しかし,従来手法では経年変化後の印象の決定において重要となる,皺の個人性が表現できていない。皺の個人性は皺の位置や形状によって決まる。そこで本稿では,加齢による皺が表情皺の形状や位置に起因するという知見に基づき,皺の個人性を反映した経年変化顔合成手法を提案する。初めに,表情変化時の顔画像を入力として,その表情皺から入力人物の皺の形状及び発生位置を推定する。推定された結果を基に,年代別の顔画像データベースで入力人物の顔を再構成することで目標年代の印象を付加した経年変化顔画像を合成する。これにより,皺の個人性を反映する経年変化顔合成を可能にした。(著者抄録)