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J-GLOBAL ID：201502206270258589   整理番号：15A0827676

筆記者に適用する手書きひらがな文字認識のための濁点,半濁点の抽出と判別

Segmentation and Classification of the Added Marks for Writer Adaptable Handwritten Hiragana Character Recognition

著者 (5件)： 藤井功武 (三重大 大学院工学研究科) ,  川中普晴 (三重大 大学院工学研究科) ,  高瀬治彦 (三重大 大学院工学研究科) ,  八神寿徳 (三重大 社会連携研究セ) ,  鶴岡信治 (三重大 大学院地域イノベーション学科研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 24(PRMU2015 1-31)  ページ： 167-171  発行年： 2015年05月07日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 個人専用情報機器に広く使用されている,手書き文字認識システムの文字認識精度を向上させるためには,個人用の専用文字認識辞書を使用したほうが,汎用筆記者向け辞書を使用するより高精度の認識率が得られる。しかし,濁点と半濁点の書かれる位置は筆記者により大きく変動し,手書きひらがな全71字種に関する正読率94.3%に対し,濁点,半濁点を含むひらがな25字種の正読率は86.8%と低い。そこで,本報告では,付加記号(濁点と半濁点)を分離し,分離した基底文字と付加記号を別々に識別する方法を検討する。付加記号の筆記位置による抽出法と,輪郭線の方向指数ヒストグラムを使用した判別方法を提案し,濁点と半濁点の分類精度として95.3%を得た。(著者抄録)

シソーラス用語： *手書き文字認識 ,  *仮名 ,  文字認識 ,  *比率 ,  画像分析 ,  ヒストグラム ,  距離 ,  認識 ,  分類 ,  スマートフォン
準シソーラス用語： Euclid距離 ,  *認識率 ,  判別 ,  *平仮名 ,  輪郭線追跡

分類 (2件)： パターン認識  (JE07000S) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (7件)：

• 手書き JIS 第一水準漢字データベースETL9B, http://etlcdb.db.aist.go.jp/etlcdb/etln/etl9/etl9.htm
• 鶴岡信治,森田裕之,木村文隆,三宅康二:筆記者に対して適応機能をもった自由手書き文字認識,電子情報通信学会論文誌 D,vol.j70-D-II,No.10,pp.1953-1960(1987)
• 服部正寛,鶴岡信治,川中普晴,三宅康二:"少量の筆記により抽出された書き癖を用いる手書きひらがな文字認識“,第7回情報学ワークショップ(wiNF2009)論文概要集,pp.45,2009-11
• T. Kimura, S. Tsuruoka, H. Kawanaka, H. Takase, Y. Miyake, Personal Character Recognition Using Multi Similar Writers for Handwritten “Hiragana“ Characters, Proc. of IWRIS2011, pp.41-44, 2011
• S. Tsuruoka, M. Hattori, Y. Miyake, H. Takase, H. Kawanaka, Usefulness of Only One User's Handwritten Character on Offline Personal Character Recognition, Advance in Character Recognition, INTECH, pp.211-232, 2012

タイトルに関連する用語 (5件)： 筆記 ,  手書き ,  ひらがな ,  文字認識 ,  判別