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J-GLOBAL ID：201502206559991322   整理番号：15A1315620

ビームの直交性に基づくMassive MIMOメッシュ網の構築法

Beam-Orthogonality based Mesh Network Construction Method

著者 (3件)： 木村共孝 (東京理大 工) ,  平栗健史 (日本工大 工) ,  村口正弘 (東京理大 工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 206(CQ2015 40-74)  ページ： 61-66  発行年： 2015年08月25日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,無線通信によるデータトラヒックが大きく増加している。本稿では,このようなデータトラヒックの増加に対応するために,Massive MIMO技術および無線メッシュ網技術に着目する。Massive MIMO技術は多数のアンテナから指向性の強いビームを送信し,同一の周波数で同時に多数の端末とMIMO伝送を行う。一方,無線メッシュ網では複数の基地局が網目状に接続され,各基地局のデータの中継によってデータを受信先端末へマルチホップで転送を行う。これらの技術を用いて無線資源を最大限有効に利用するために,Massive MIMOによるマルチビームを用いた新たなメッシュ網を考える。さらに,ビームの直交性に基づくMassive MIMOメッシュ網の構築法を提案する。提案する構築法では,直交するビームをメッシュリンクとして積極的に採用することによってビーム間干渉の極めて小さなメッシュ網を構築する。シミュレーション実験によって提案手法によって構築されるメッシュ網が従来のメッシュ網より効率的な情報転送を行えることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： ビーム ,  *直交性 ,  *通信方式 ,  メッシュ網 ,  *無線伝送 ,  通信信号 ,  通信中継
準シソーラス用語： *MIMO通信 ,  トラヒック【通信】 ,  マルチホップ ,  *無線通信

分類 (2件)： アンテナ  (ND06000M) ,  移動通信  (ND08030H)

引用文献 (10件)：

• I. F. Akyildiz, X. Wang, W. Wang, "Wireless mesh networks: A survey," Computer Networks, vol. 47, no. 4, pp. 445-487, 2005.
• C. B. Barber, D. P. Dobkin, and H. Huhdanpaa, "The quick-hull algorithm for convex hulls," ACM TOMS, 1996.
• R. R. Choudhury, X. Yang, R. Ramanathan, and N. H. Vaidya, "Using directional antennas for medium access control in ad hoc networks,"Proc. of MobiCom '02, 2002.
• G. R. Hiertz, D. Denteneer, S. Max, R. Taori, J. Cardona, L. Berlemann, B. Walke, "IEEE 802.11s: The WLAN mesh standard," IEEE Wireless Commun., 2010.
• T. Hiraguri and K. Nishimori, "Survey of transmission methods and efficiency using MIMO technologies for wireless LAN systems," IEICE Trans. on Commun., 2015.

タイトルに関連する用語 (5件)： ビーム ,  直交性 ,  MIMO ,  メッシュ ,  構築