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J-GLOBAL ID:201502207562541741   整理番号:15A1079570

ポリ乳酸ベース複合材料の形態/構造/熱機械特性に及ぼす無機充填剤としてのタルクとカオリナイト

Comparison of the influence of talc and kaolinite as inorganic fillers on morphology, structure and thermomechanical properties of polylactide based composites
著者 (9件):
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巻: 116-117  ページ: 231-240  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ポリ乳酸(PLA)/粘土鉱物(充填剤)複合材料の形態/構造/熱機械特性に及ぼす2つの異なる層状ケイ酸塩(つまり充填剤タルクとカオリナイト)の特性と含量の影響を検討した。最大30wt%の充填剤を含む複合材料を研究した。形態に関し,カオリナイト-PLAナノ複合材料は,多くがナノメータ規模の粒子サイズを有し,より良好な充填剤分散を示した。この良好な分散度はカオリナイトのタルクよりも小さなゼータ電位を示す電気化学的特性に起因した。また,タルクは,粘土鉱物含量がどうであれ,PLA結晶化に対し明らかな核形成効果を持つことが分った。一方,この効果は,カオリナイト-PLAナノ複合材料へ非常に限定された。機械的挙動の研究では,強化効果が,10wt%以上の充填剤含量で,2つのタイプの粘土鉱物において認められることを示した。これは,高粘土鉱物含量のPLAへの充填の利益を示した。これらの差はケイ酸塩層のみの存在に因るPLA高分子とタルク表面のより良好な親和性に起因した。高粘土鉱物含量利用の利益の実証に加え,本研究の主な結果は,充填剤分散が特性獲得を支配する唯一のパラメータでないことである。高分子と粘土鉱物間の界面効果,より特別には親和性が重要な役割を果すことを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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その他の高分子材料  ,  充填剤,補強材  ,  その他の性質・試験  ,  珪酸塩鉱物  ,  高分子固体の構造と形態学 

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