抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日々の生活で自分の外見的印象を良くしたい場面は多くある。そこで,印象を変える手段として色と眼鏡に注目する。色彩学では色ごとに象徴するイメージがあり,色によって自分の印象を変化させることができる。また,着用者本人にも日常生活で有利となる心理的効果が期待できる。一方で眼鏡は,錯視が発生し目を大きく見せる効果がある。また近年では,単なる視力矯正用の道具だけではなく,ファッションの一部として使用されることが増え,男女関係なく身につけられ安価で手に入る装飾品となった。本研究では色の変化と眼鏡の効果を組み合わせた,色によって印象を変化させる眼鏡型HMD(Head Mounted Display)であるHMC(Head Mounted Cosmetics)メガネを提案する。ユーザ評価の結果,システムに肯定的な意見が多く,また改善,機能の追加が必要であるとわかった。そして,眼鏡型HMDとしての新たな可能性を示すことができた。(著者抄録)