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J-GLOBAL ID:201502212565315797   整理番号:15A1373857

溶液中の分子会合状態によって変化する振動倍音遷移の吸収強度の研究

著者 (2件):
資料名:
巻: 25  ページ: 46-52  発行年: 2015年03月31日 
JST資料番号: L6016A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近赤外分光法はさまざまな測定法に適用でき,非破壊分析法としても広く利用されている。本稿ではまず近赤外分光法の特徴として,近赤外領域では水素原子と重原子(X=C,O,Nなど)の結合における振動の倍音以上の遷移が観測されること,また分子内および分子間相互作用を通じた分子構造変化がX-H結合のポテンシャル変化として現れ,結果として近赤外スペクトルを構造や物性変化の分析に利用できる理由となる点を解説した。具体的な研究例として,水素結合の形成がOH伸縮振動倍音にもたらす変化について,1-オクタノールを例として,ケモメトリクス法によるフリー種と会合種の吸収スペクトル分離を紹介した。振動倍音吸収強度に対する水素結合の影響は官能基や倍音次数によって様々に変化する結果を得ている。もう1つの事例としてアセトンおよび2-ヘキサノンのC=O伸縮振動の倍音強度の検討結果も紹介した。
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分類 (2件):
分類
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有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  ,  脂肪族化合物一般 
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