抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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リュツォ・ホルム湾は,2006年以降2012年までの間,昭和基地近傍に至る規模の定着氷崩壊・流出が起こっておらず,湾内は安定した氷状が続いている。このような中,2011/12シーズンは「しらせ」の基地接岸を阻む厳しい海氷状況であった。今後の海氷状況次第では,基地への接近がさらに厳しくなることが予想され,基地への物資輸送をはじめとする南極観測隊夏期行動計画の検討においては,従来以上に海氷状況を詳細に理解する事が必要となってきた。2011/12シーズンを含む過去数年~20年間程度の期間の衛星・気象データを解析し,海氷変動の特徴を抽出し,過去数10年間にわたる海氷変動機構の解明を目指す。(著者抄録)