抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1975年から2000年までの浅海定線調査データと気象台における気象観測データを用いて,瀬戸内海における水温と海面熱フラックスの長期変化を調べた。瀬戸内海においては,水温は概して冬に大きな高温化トレンドを示し,夏は変化無しかまたは低温化傾向を示した。一方で海面熱フラックスのトレンドは,冬では水温上昇と定性的に整合的であったが,夏では低水温化を説明できなかった。このことより瀬戸内海の水温変化の要因を明らかにするためには,水温の水平移流過程を考慮する必要があることが示唆された。(著者抄録)