抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ファミリービジネスがその強みを生かした永続戦略を可能にするガバナンス体制の構築などにより,競争優位を保つ方策を述べた。具体的には,1)ファミリービジネスの強みと弱み,2)一族の永続性を支えるパラレルプランニング,3)IMD(The International Institute for Management Developement)に学ぶファミリービジネスのベストプラクティス,4)コーポレートガバナンス・コードの導入とファミリービジネスの強みの生かし方について述べた。特に2)では,ファミリービジネスが抱える構造的な課題(コミュニケーション機会の限定化,意思決定プロセスの非専門化,ファミリーとビジネスのパフォーマンスに関する説明責任の不足)へ対処する考え方を述べた。また,3)では,事業継承者は,実行してみせる→任せて実行させる→導いて実行させる,の3段階を踏むべきであることなどを述べた。