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J-GLOBAL ID：201502214133838880   整理番号：15A0148670

Vero細胞上のシアヌル酸の存在及び非存在下でのメラミンの毒性【Powered by NICT】

Toxicity of Melamine in the Presence and Absence of Cyanuric Acid on Vero Cells

著者 (10件)： Yin Ronghuan (Coll. of Animal Sci. and Veterinary Medicine, Shenyang Agricultural Univ., Shenyang) ,  Li Huasheng (Coll. of Animal Sci. and Veterinary Medicine, Shenyang Agricultural Univ., Shenyang) ,  Liu Jiao (Coll. of Animal Sci. and Veterinary Medicine, Shenyang Agricultural Univ., Shenyang) ,  Liu Baoshan (Coll. of Animal Sci. and Veterinary Medicine, Shenyang Agricultural Univ., Shenyang) ,  Yin Ronglan (Jilin Acad. of Animal Husbandry and Veterinary Medicine Sciences, Changchun) ,  Wang Xin (Coll. of Animal Sci. and Veterinary Medicine, Shenyang Agricultural Univ., Shenyang) ,  Wang Wenchao (Coll. of Animal Sci. and Veterinary Medicine, Shenyang Agricultural Univ., Shenyang) ,  Wang Jianmin (Coll. of Animal Sci. and Veterinary Medicine, Shenyang Agricultural Univ., Shenyang) ,  Han Xiaohu (Coll. of Animal Sci. and Veterinary Medicine, Shenyang Agricultural Univ., Shenyang) ,  Bai Wenlin (Coll. of Animal Sci. and Veterinary Medicine, Shenyang Agricultural Univ., Shenyang)
資料名： Shenyang Nongye Daxue Xuebao  (Shenyang Nongye Daxue Xuebao)
巻： 45  号： 4  ページ： 424-429  発行年： 2014年 
JST資料番号： C2349A  ISSN： 1000-1700  CODEN： SNDBE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： メラミンとシアヌル酸はそれらの潜在的害による世界的な注目を集めている。それ故に著者らは,この研究を実施した,そのような化合物への食品安全のモニタリングシステムを確立するために,メラミン及びその同族体の既存の毒性プロファイルを補完するために,科学的データの提供を目的とする。本研究では,材料としての容易な成長継代細胞を用いて,形態学的観察,MTTおよびニュートラルレッド法を含むいくつかの方法でin vitroで培養されたVero細胞に対するシアヌル酸の存在下および非存在下でのメラミンの影響を調べた。Vero細胞に対するシアヌル酸の存在下および非存在下で異なる濃度のメラミンの影響を観察した。円形収縮細胞の増加,及び濃度依存性パターンを示す接着細胞が低下した。さらに,メラミンとシアヌル酸の併用群は,不規則な形態細胞の増加を示した。メラミンは0.75mg/ml(p<0.01)上でその濃度と細胞増殖を有意に阻害し,細胞毒性の1等級を示すことができた。増加細胞毒性は,メラミンとシアヌル酸の併用群で観察された。メラミンおよびシアヌル酸の併用は0.094mg/ml(p<0.01またはp<0.05)上でその濃度と細胞増殖を有意に阻害し,細胞毒性の2グレードを示した。著明な効果は,蛋白質合成では観察されなかったが,シアヌル酸の存在下および非存在下でのメラミンはVero細胞の取込速度を干渉ニュートラルレッドにできた。それゆえに,著者らは,これらの化合物が細胞リソソームへのある種の損傷につながる可能性があると推測した。本研究から得られたこれらの結果は,シアヌル酸の存在下および非存在下でのメラミンはVero細胞に対するある種の毒性を持つことを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 監視装置 ,  輪郭 ,  モルフォロジー ,  収縮 ,  濃度依存性 ,  細胞増殖 ,  *細胞毒性 ,  タンパク質合成 ,  リソソーム ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  芳香族化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  第四アンモニウム ,  芳香族アミン ,  芳香族縮合化合物 ,  ジアミン ,  第三アミン ,  食品安全性
準シソーラス用語： *Vero細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R)

物質索引 (4件)： シアヌル酸 ,  メラミン ,  MTT ,  ニュートラルレッド

タイトルに関連する用語 (4件)： Vero細胞 ,  シアヌル酸 ,  メラミン ,  毒性